住宅メーカーさんには、こんな可変印刷
2016年7月13日
今回からは、住宅メーカーさんにお奨めの可変印刷を紹介させていただきます。
私なりに、可変印刷に適した販促物を考えてみました。
まずは、DMです。
新商品やイベントの案内や季節のあいさつ状、誕生日などのお祝いに、何かと送ることが多いと思います。
DMに使用される可変印刷は、宛名印刷やナンバリングがあります。店舗やイベントへ来ていただくことを目的とすれば、クーポン券や抽選番号などにナンバリング印刷を使用することで、より効果的になるかと思います。また、商品案内にはイメージバリブルを利用し、顧客一人一人の性別や年齢、趣味などに適した商品画像やイラストの差し換えなどを行い、One to Oneを意識した販促物の製作が可能になります。
DMに付加する形でなくても、クーポン券や抽選券などは単体としてナンバリングを行い、イベントや来店時に渡すことで、次回の来店のきっかけを生むことが可能です。
クーポン券には、識別番号としてナンバリングを行い、渡したお客様とナンバーを控えておけば、効果測定やどんな商品やサービスに使用したかを把握し、顧客の趣向などを知るアイテムにもなりますので、次回の商品案内やサービス提案に役立てることが可能です。
抽選券には、抽選番号や抽選ワードを記載し、当日のイベントでの抽選や後日発表の抽選結果として、お客様に楽しんでいただくことができます。
後日発表の抽選にすれば抽選券を配布したイベントや来店時のその後も気にしてみていただけるので、印象付けには効果を上げそうです。
では、DMを作るうえで目指すものは何かですが・・・。
ズバリ、「レスポンス率の高さ」です。
レスポンス率とは、DMを送った相手がどれだけ反応、購入などしてくれたかの割合です。
式に表すと「購入者数÷送付数×100」になります。
例えば、DMを1000件送付して、100個の商品が売れた場合は、100÷1000×100=10 つまり10%のレスポンス率となります。
ある調査によるとDMを利用してのレスポンス率の平均は約10%だそうです。10%以上のレスポンス率を得ることができれば、DMとして成功したということができるようです。
レスポンス率を上げるには、購入者数を増やすことが条件になります。
では、購入者を増やすためには、まず何をすればいいのか?
お客様のもとにDMが届き、商品を購入してもらうには、当然ですがDMを読んでもらう必要があります。
お客様のもとに届いただけでは、いくら良いDMを作成しても意味がありません。
その点、イメージバリアブルを使用したDMなどは、お客様の年齢や家族構成、趣味など事前に情報を得ておけば、興味のある内容にピンポイントに提案のできる販促を行うことができます。
また、イメージバリアブルでお客様の名前を溶かし込む技術で目を惹き付け、そこから販促物の内容に目を移していただくという導線も期待できます。