レイヤーマスクを使った色調補正について
2016年7月21日
フォトショップを使っていると、レイヤーマスクと言う言葉は出てきますが実際の所、
レイヤーマスクを使ってどんな事が出来るのでしょうか?
レイヤーマスクとは、グレースケールの画像で、白と黒で構成されています。レイヤーマスクは、レイヤーの画像に対してマスクをかけます。
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マスクを追加すると、レイヤーにレイヤーマスクサムネールが出来て、チャンネルの方にはアルファチャンネルが作成されます。
マスクの使い方について。一例です。
サンプル画像1
サンプル画像2
サンプル画像2の白く覆われた雲の部分をマスクを使ってサンプル画像1の青い空に変更します。
最初にサンプル画像1をシフトを押しながらサンプル画像2に移動します。
画像はレイヤーを上下入れ替えて一番上の画像にレイヤーのマスクを作成。
白く覆われた雲の部分は予め切り抜きをしています。
白く覆われた雲の部分を選択してレイヤーマスク上でデリートするとレイヤー1の部分の
青い空がこのように出てきます。
レイヤーサムネールマスクの白い部分がマスキングされて絵柄の部分は隠されます。
黒い部分はその逆になります。
(マスキングは、明度によって、白い部分は不透明度が上がり、黒い部分は不透明度が下がるようになっています)。
もし、前回に戻したい時はレイヤーサムネールマスクを削除すれば元に戻す事も出来ます
もしくは、レイヤーサムネールマスク上でシフトを押しながらクリックすると×印が出て
レイヤーマスクを保持した状態で効果を一旦解除する事も可能です。
レイヤーサムネールマスクをダブルクリックすると属性のダイアログが出て、濃度やボカシ等の調整が出来き、様々な表現が可能になります。
レイヤーマスクの使い方、効果が分かると様々な作業に応用が出来ます。
マスクを追加した時に、レイヤーにレイヤーマスクサムネールが出来て、
チャンネルの方にはアルファチャンネルが作成されまましたが、アルファチャンネルを
選択範囲として読み込む事が出来るので色調補正等をする時に利用する事が出来ます。