印刷用紙について

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18. リサイクル対応型印刷物

18. リサイクル対応型印刷物

今回は、前回の古紙リサイクル適正ランクと関連する項目です。

リサイクル対応型印刷物は古紙リサイクル適正ランクの「A」または「B」を使用して製作された印刷物を示します。

 

こちらのリサイクル対応型印刷物も「リサイクル適正」AとBに分類されます。

古紙リサイクル適正ランクAの用紙や資材のみを使用した印刷物を

「リサイクル適正A」

 

古紙リサイクル適正ランクAとB、またはBのみの用紙や資材を使用した印刷物を

「リサイクル適正B」

 

と、分類します。

 

リサイクル適正Aの印刷物は新聞紙やちらし、雑誌、書籍など通常の印刷物へのリサイクルが可能になります。もちろん板紙へのリサイクルも可能です。

リサイクル適正Bの印刷物はダンボール箱や紙筒、紙箱へのリサイクルが可能です。

 

また、下記の条件を満たす印刷物はリサイクル対応型印刷物として推奨されています

 

・     試用期間が短い

・     発行部数が多い

・     用紙使用量が多い

・     仕様が定型化している

 

具体例としては雑誌やフリーマガジンなどの出版物、チラシやパンフレットなどの商業印刷物などが上げられます。

ただし、個別に使用上、機能上に問題がないことを確認することが求められています。

 

尚、リサイクル対応型印刷物としての印刷物を作成の場合は、使用する用紙、インク、印刷資材など様々なものを検討し製作する必要があります。

印刷業者、デザイン製作会社などに、十分に相談のうえ作成することが必要になります。

 

 

 

次回は(特殊紙)エンボス紙について・・・。

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