印刷用紙について

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47.ニス加工について

47.ニス加工について   

 

今回はニス加工について紹介します。

ニス加工は前回までのPP加工やラミネート・パウチ加工同様に用紙の表面加工の一種ですが、ニス加工フィルムなどによる表面加工ではなく、通常印刷の上から透明なインクでコーティングするように印刷を施す加工です。

前回までのPP加工などとはことなり、印刷作業と同時にできるため安価に加工することができます。

この加工を施すことで、耐湿性や耐久性の向上が見込めます。

しかし、表面加工にフィルムを用いるPP加工などと比べ、強度の面では劣りますので、注意が必要です。用紙と用紙の擦れが気になる面や、見た目を良くする加工ととらえ利用するのが良いかもしれません。

また、光沢のあるニスと光沢のないマット調のニス加工がありますので、用紙や印刷物の雰囲気に合わせ使い分けが可能です。

 

強度は劣りますが、前回のPP加工やラミネート・パウチ加工同様に用紙、印刷物の保護を目的とした加工であり、高級感を演出する加工方法でもありますので、様々な印刷物に付加価値として検討してみるのも良いと思います。

 

次回は箔押し加工について・・・。

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