インデザインテクニック

カラーの付け方

カラーパレットにつづいて色ここでは印刷のための色(カラー)を説明したいと思います。
以前から印刷はCMYKで表現します。と記載してきました。そこでこのRGBとの違いがちょっとわかりずらいかと思います。
ものすごく簡単に書きますので、詳しく知りたい方は調べてみてください。
まずRGBをCMYKに変更するとくすんだ色になったことはありませんか?
特に青い色が多いものに見られると思います。
これはRGBとCMYKの色の表現の広さ(明度や彩度)によるものです。CMYKは印刷したときに紙に反射して見える色の表現です。RGBはその色自体が発光しているものになります。(モニターなど)
印刷はインクで表現するので色の明度の上限が低くなっています。それに対してRGBは色自体が発光しているので、人間の目に見えないところまで表現できてしまいます。
CMYKの色を全部100%で重ねたときには黒くなりますがRGB色を全部100%で重ねると白くなります。
極端な表現ですが、直接太陽を見るとまぶしくて白くて見えないのとにたような感じかもしれません。
 印刷物を作る時、RGBで色を付けてしまって印刷してみたら全くつがう色になっていたというのはこの色の表現の広さの違いによるものです。モニター上はでは色の表現の広さが大きいので奇麗に見えても、実際紙に印刷するのはインクでありその色自体が発光しているわけではありません。CMYKの表現域が低いためにおこるトラブルです。いくら表現したくてもインクの色の表現の広さに限界がある以上無理なのです。
カラーで印刷のものを作る際は、CMYKで作ってくださいといわれるのもこのためです。
せっかく作ったのにまるで違う物が出来上がらないように、印刷はCMYKを絶対にまもりましょう。

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